月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
初診・ 再診 |
|
|
|
※ただし、祝日および当院の休診日は除きます
画像診断・治療科の診療には、診断と治療の大きな2つの柱があります。
CT、MRI、核医学検査、血管造影、透視検査、超音波検査等の画像検査や内視鏡検査を用いて、様々な病気の診断や病態の把握、治療方針の決定、治療効果判定等を目的とした精密な画像診断を行っています。また、細長い低侵襲の針で組織を採取して、直接、腫瘍などの診断をつけることも行っています。他診療科とのカンファレンスにより、実臨床に直結する情報を提供できるようにも努めています。
画像診断技術を応用した低侵襲治療も行っています。画像下治療(インターベンショナルラジオロジー: IVR)や核医学治療といった治療です。IVR では、血管内にカテーテルを挿入し、悪性腫瘍に直接薬を流す治療や血管の病気に対する治療(動脈瘤・血管奇形・血管狭窄・出血等)、細い針を腫瘍に刺し、焼灼や凍結することにより腫瘍を死滅させる治療(肺・肝臓・腎臓・骨腫瘍等)等を行っています。核医学治療では、特定の悪性腫瘍(甲状腺・神経内分泌腫瘍・悪性褐色細胞腫等)に集中する放射性医薬品を投与し、病変の細胞を死滅させる治療を行います。これらの治療効果は手術に匹敵する一方、副作用や患者様の負担が少なく、回復も早いという特徴があります。
このように画像診断・治療科では、最新の技術を駆使して、診断のみならず様々な治療も行っていますので、お気軽にご相談下さい。
◇中枢神経疾患 ◇頭頚部・甲状腺疾患 ◇乳腺疾患 ◇胸部疾患 ◇腹部疾患 ◇消化管疾患 ◇悪性腫瘍全般 ◇血管性病変全般
単純X腺撮影・MRI・CT・血管造影・超音波検査・核医学検査・内視鏡・消化管造影検査などによる癌やその他疾患の画像診断を専門的に施行しております。集団検診後の精密検査も専門的な立場から行っております。画像検査では診断困難な場合、CT を用いた生検(組織の検査)も積極的に行っています。
画像診断を治療に応用して、“切らないで癌やその他の疾患を治す”治療を行っております。具体的には、早期胃癌や食道癌などの内視鏡的切除・静脈瘤治療、悪性腫瘍の経皮的治療(経カテーテル治療および腫瘍焼灼療法)、閉塞性動脈硬化症や動静脈奇形等の血管病変治療(経カテーテル治療)、甲状腺癌や甲状腺機能亢進症などの内照射療法などを施行しています。いずれも手術に比べて機能温存や低侵襲性の点で優れた成績をあげております。
当院で撮影された画像データは匿名加工情報として人工知能などの研究目的で共同研究などを行う他の施設でも使用される場合があります。詳細については下記のリンクを御参照ください。