2024.12.02
令和6年11月26日(火)に、「令和6年度 国立大学法人熊本大学医療活動表彰式」を行いました。
医療活動表彰は、病院において行われる医療活動に関し、優れた取組みを行っている職員を表彰することで、その努力に報いるとともに、当該取組みの成果を学内に公表することにより、医療活動の一層の改善に役立てることを目的としています。
今回は、病院長から学長へ推薦のあった3件の医療活動が評価され、のべ47名の方々が表彰されました。なお、表彰者、取組内容等については、下記「令和6年度 国立大学法人熊本大学医療活動表彰一覧」をご覧ください。
本取り組みは、今年1月1日に発生した能登半島地震に対して、DMAT及びDMATロジスティックチームの派遣を行ったものである。DMAT派遣では他医療機関のDMAT等と連携し、避難所の情報収集や派遣する医療チームの調整、医療ニーズに対する調整、支援等を行った。また、DMATロジスティックチームでは支援チームのマネージメントや警察、消防、自衛隊といった多機関との連携を担う支援活動を行った。
現地へ派遣された隊員だけでなく、非派遣DMATメンバー及び関係各所の職員が派遣準備に際して支援を行い、熊本大学病院一丸となって派遣に取り組んだことも評価された。
笠岡俊志、入江弘基、鷺島克之、田中拓道、小川克大、内藤久貴、角田平太、中村嘉宏、内賀嶋由梨、市原紗和子、田口弘美、松尾慶一、宮川貴幸、眞部正弘、下之坊俊明、田口由美子、松田貴恵子、中村和美、小嶋一嘉、宮下雄治 |
本取り組みは、熊本県の循環器疾患患者に対して心臓リハビリテーション(以下 心リハ)を普及させることで、循環器診療の質を向上させ、地域の健康と福祉を促進することを目的とするものである。
心リハ地域連携パスおよびレジストリ構築、心リハ従事者のネットワーク作りといった他病院との連携、心リハ指導士を増やすためのサポート、パンフレット等の作成及び市民啓発活動を行うことで、心リハの普及と地域連携の構築を目指す取り組みが評価された。
松澤泰志、武吉雅貴、日山景、松田智子、谷口あゆみ、柿本裕貴、江藤裕之、菊池章代、日下裕章、石井正将、井手乃杏、浅倉愛実 |
本取り組みは、本院の脳卒中・心臓病に関する患者・家族に対する直接的な支援や広報活動のみならず、県内各医療機関にも、脳卒中・心臓病相談窓口を設置してもらい、それらの施設とのネットワーク作りを進めるものである。
患者・家族の支援だけではなく、行政や県内各施設との連携、様々な意見のとりまとめなど、多職種で連携して取り組み、患者サービスと県内の医療体制構築の両面において貢献していることが評価された。
中島誠、武笠晃丈、松澤泰志、山本正啓、村上理恵子、上田直美、中田裕希、上村裕子、武吉雅貴、日山景、石橋純一、福島圭裕、竹本浩、松山さおり、野間香代子 |